肩凝り・腰痛だけじゃない!②

2015/02/08

前回、前々回と違うテーマのブログを書いてしまいましたので、今回は3回前の続きとなります。

腰痛・肩こりでは認知されている鍼治療ですが、実は頭痛、腹痛、生理不順、不妊、痔瘻、蕁麻疹、神経痛、更年期障害、自律神経失調症等々、列挙するとキリがない程様々な身体の不具合に効果が期待できます。ここ最近特に多い、原因不明の眩暈や倦怠感、胸苦しさ等々にも。

これには自律神経と深く関わっているのですが、自律神経については3回前の「肩・腰だけじゃない」をご一読ください。どうしてそれ程様々な症状に鍼治療の効果があるのかと申しますと、ツボに適量の鍼刺激を施すことで副交感神経が優位になるということが証明されているからなのです。実際鍼を受けらえた方には、夜寝やすくなる方や手足やお腹が温かくなってくる方、また普段のイライラが治まったりする方も多くみられます。どの現象も交感神経の過緊張が治まり、副交感神経が優位な状態になった証拠ですね。

副交感神経が優位な状態になると、身体は様々な不具合の修復にあたり始めます。いわば鍼治療は、鍼自身が身体を治しているのではなく身体が修復のできやすい環境(副交感神経優位の状態)を作っているだけに過ぎません。環境が整えば、その方の治癒力が自動的に修復にあたってくれます。

鍼治療は環境を整え治癒力を後押しするだけですので、身体が修復できる症状であればどのようなものでも改善していけます。西洋医学では診断のつかない様々な原因不明の症状に対しても、もちろん鍼治療なら治療可能です。

自律神経のバランスを整えるということはそれだけ身体にとって重要な訳なんです。

もし病院で原因がよくわからないと言われた症状に悩んでおられる方は、是非一度鍼治療をお試しください。長年の苦しみから解放されるかもしれませんよ。この時期風邪をひかれる方も多いと思いますが、風邪にも鍼は有効です。特にひき初めには効果的です。早めに対処しておくと、こじらすことなく回復に向かいますので是非お試しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

颯鍼灸院

上田貴弘

鍼治療イラスト2

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