治療前後の注意事項

 

鍼治療はツボを刺激し身体に変化を起こしていきますので、受けていただく際に注意事項があります。

 

♠治療前

アルコールはご遠慮ください。

アルコールは身体の感受性に変化を与えます。感受性が鈍磨になり効果が表れにくかったり、逆に過敏になり気分が悪くなったりするこもありますので、治療前のアルコールはお控えください。

 

空腹はさけてください。

空腹時に身体を刺激すると、血流の変化により気分が悪くなることがあります。逆に食べ過ぎももちろんよくありません。治療を受けられる前はあまり空腹でもなく満腹でもなく、程よい状態で受けられるのがいいと思います。

 

♠治療後

アルコールはご遠慮ください。

治療前同様、治療を受けられた日のアルコールはお控えください。

 

心身ともに穏やかにお過ごしください。

治療後はあまり激しい運動や心労は避けるようにしてください。できるだけゆっくりと過ごされることをお勧めします。治療後一寝入りされるとより治療効果が期待できます。

 

お風呂は入っていただいて結構です。

治療を受けられた日にお風呂を入っていただくことは全く問題ありません。感染することはまずありませんので、安心してお入りください。只、お風呂も刺激になります。身体が鍼の刺激で変化している時に熱いお風呂に入られると気分が悪くなることがあります。治療後に身体に少し変化を感じられた場合は、入浴時間を短くされるなりシャワーで済ませるなり、刺激量を調整してお入りください。

 

♠副作用について

鍼治療の1番のメリットは、副作用がないことにあります。刺激により1次的に痛みが増したり、身体全体がダル重くなったりすることはありますが、それは漢方医学では「瞑眩」(めいげん)といわれ身体が修復を行うための好転反応であり、特に疲れている時には起こりやすい傾向にあります。1次的に症状が悪化したような感がありますが、1~2日で治まりますので心配いりません。もちろんそれが後遺症として残ることはまずありませんので、ご安心ください。

 

 

 

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