よくある質問
Q1.針は痛みますか?
A:これは一番多い質問ですね。針と言えば注射針を思い浮かべる方も少なくないと思いますが、それを全身に打たれるとはっきり言って拷問ですね。注射針と鍼灸針は根本的に違いがあります。まず太さが違います。
鍼灸針も太さは色々ありますが、0.2mm程が平均です。注射針は普通採血で使われているもので0.7mmなので、鍼灸針の方がかなり細くなります。細くなればそれだけ痛みの少ないことは想像できると思います。そして何よりも違うのは、侵入していく時注射針は皮膚を切り、内部を切り裂いて進んでいきますが、鍼灸針は細胞の間をかき分けて進んでいきます。ですので、鍼灸針ではほとんど出血することがありません。
以上の様なことで、鍼灸針では痛みはほとんどありませんが、針を入れていく時に独特の感じ(響き)があります。これは文章ではなかなか表現できませんので、是非一度体験にお越しください。
Q2.鍼は癖になりませんか?
A:これも意外と多い質問です。鍼刺激は薬剤を一切使いませんので、常習性は全くありません。しばらく鍼治療を続けて受けておられて、急にやめられても副作用が出ることは全くありませんので、安心して受けていただけます。
Q3.鍼を間違った場所に刺してしまい、身体がおかしくなることはありませんか?
A:まず考えられませんが、もちろんないとは言えません。特に肺のある上半身に鍼を刺す場合は注意を要します。
しかし我々鍼灸師は3年間養成学校でみっちり身体の構造を学び、どこにどのような臓器があるのかは熟知しておりますので、よほど意図的に行うか雑な手技をしない限り内臓を傷つけてしまうことはまず考えられませんのでご安心ください。
Q4.鍼に保険は効かないのですか?
A:基本的に鍼治療に保険は適応されませんが、医師の同意書がある場合にのみ以下の6つの疾患に健康保険が適応されます。
① 神経痛(部位はどこでもかまいません)
② リウマチ
③ 頚腕症候群(首から肩へのいたみ、ひどい肩凝りなど)
④ 五十肩(肩関節の痛み)
⑤ 腰痛症(ぎっくり腰も含む)
⑥ 頸椎捻挫後遺症(ムチウチなど)
※関節の痛み(変形性膝関節症など)に適応する場合もございます。
保険が適応されると、当院通院中は同じ疾患で他の治療院は通えないなど細かな取り決めがございますので、保険診療をご希望の方はご相談ください。
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